2019.04.17 ブログ
【産後の抜け毛】その意外な原因とは?

こんにちは!
マタニティマッサージから産後ケア、おっぱいケアまでトータルでサポート♡
川崎・横浜の女性のための寄り添いサロン
ベビー&ママサロン ブルーバードの飯田和子です。
今日のテーマは、
【産後の抜け毛】
気にされている方、多いですよね。
女性にとって命ともいわれている髪の毛。
産後に髪の毛がどさっと抜けないために、妊娠中から、また妊娠前から何ができるのでしょうか?
産後の抜け毛の原因
① 女性ホルモンの変動
妊娠中は、妊娠を維持させるために女性ホルモンといわれているエストロゲンやプロゲステロンなどの分泌量が増えています。
これらのホルモンには、毛髪の成長や育毛維持の働きがあるのですが、産後のその分泌量が急激に減少することで、妊娠中に抜けていなかった髪の毛が一気に抜けてしまうということになってしまいます。
② 「肝」と「腎」の機能失調
出産は女性の体にとってとても重労働。
中医学では髪の毛の成長に欠かせない「血」は「肝」に蓄えられているといわれ、さらに「腎」は生命エネルギーである「精」を蓄えているとされています。
妊娠・出産、そして待ったなしで続く育児によって、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかることで、「肝」や「腎」の機能が低下してしまい、髪の毛まで「血」や「精」がめぐり切らず、育毛不全や脱毛に繋がってしまうのではないかと考えられています。
と、ここまではよく言われていることですね。
ですが実は私、2人の出産を終えてもあまり髪の毛が抜けたという印象がなかったのです。
もともとの健康状態や体力、産後の周りのサポート体制など一様ではありませんが、妊娠・出産によるホルモンの変動や「肝」「腎」の機能低失調はあるはずです。
なのに、出産によって髪の毛がどさっと抜ける人とそうでない人がいる。
ここに疑問を持ちました。
そしてその違いの原因かなと思われる、もう一つの原因があったのです!
ここからが意外と知らない原因。
そしてこの原因こそ、妊娠中から対処可能なものなので必見です!
③ 蓄積された経皮毒
「経皮毒」という言葉、聞きなれない方もいるかもしれません。
「経皮毒」とは、日常使われる製品を通じて、皮膚から有害性のある化学物質が吸収されること
日常使われる製品というのは、シャンプーやリンス、カラーリング、制汗剤や洗剤などなど、肌に触れるものを指します。
皮膚には有害な物質が入ってこないようバリア機能がありますが、肌に張るタイプの薬があるように、肌へと微量ながら吸収されていくものがあるのも容易に想像がつきますよね。
身体の部位別に経皮吸収率の違いを算出したデータなども出ています。
この経皮毒は、口から入ってくる有害物質よりも体外へ排出しにくいという性質があるため、体に蓄積されているケースが多いようです。
そしてその蓄積された経皮毒を体の外へ排出しようとする働きの一つが脱毛。
実際に蓄積されている経皮毒が多い女性の方が産後の抜け毛が多い傾向にあるようですよ。
妊娠・出産によるホルモンの変動はどうにも対処できません。
産後の体調管理や周りのサポートなどにより、「肝」「腎」の機能失調を最小限に抑えることは可能かもしれません。
そして、上記2つのどうしても避けられない変化があったとしても、産後の抜け毛を最小限にとどめたいのであれば、妊娠中から妊娠前から肌に触れるものに気をつけた生活を送ればいいということです!
赤ちゃんが産まれたらきっと赤ちゃんの肌に塗るものには敏感になるはずです。
ですのでその練習も兼ねて、妊娠中にできるだけ経皮毒をためない生活を送ってみてはいかがでしょうか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
あなたにとって、妊娠・出産・育児がその後の人生をさらに輝かす
そんな素敵な時期となりますことを心よりお祈りしております(*^-^*)